2014年2月8日土曜日

映画「夜のピクニック」 登場人物の相関関係図を作ってみた ネタバレ注意!

先週、小説「夜のピクニック」を読んだところで、
遅ればせながら、映画「夜のピクニック」を観てみました。

そして、今回も同じように相関図を作成しました!
…といっても、前回作ったやつに書き加えて、
ちょっと修正しただけですが…(笑)




配役としては、甲田貴子を演じる多部未華子、素晴らしいです。
原作者の意向で、アイドル映画にしないで欲しい…という思いがあったそうですが、
このキャスティングは申し分なし!
まぁ、多部未華子はどんな役でもこなしてしまいますが。(べた褒め)

後藤梨香という(原作では)チョイ役に貫地谷しほり、
えぇーっ!ちょっともったいない。

映画を観た感想は、やはり原作の小説と比べてしまうとかなりイマイチ。
といっても、映画が原作を超えることはほとんどない!というのが
私の個人的な印象ですが…。


感想①
2時間という枠の中では、甲田貴子や西脇融の心情やその変化、
お互いに抱いていた印象(考え)などが描き切れていない。


感想②
西脇融と戸田忍の親友としての信頼感や仲間意識、
女の子達のある種の派閥や人間関係などが、やはり描き切れていない。


感想③
原作では杏奈の弟は、アメリカ訛りの日本語を話し、
日本人とは違い、アメリカ人のような感覚を持っているのだが、
映画では普通の日本語で話している。
そのため、異母兄弟であることがバレるシーンでは、
ストーリー展開に違和感が出てしまっている。
(小説では違和感無し)

ついでに車が軽自動車というのも違和感…。


感想④
高見光一郎がなじんでいない。
役者の演技力せいなのか、周りの役者の演技力のせいなのか?(笑)


感想⑤
後半高見光一郎が、強引に内堀亮子と一緒に歩こうとするシーンで、
戸田忍も内堀亮子の方へ近づいていってしまう。
内堀亮子は戸田忍の元カノであり(しかも良いイメージは持っていない)、
気まずくてそんなことはできないはずだが…。
(ここはかなり重要)

感想⑥
甲田貴子の母親役の南果歩。
セリフが聞き取りやすい。
いい声だ…褒めるとこってそこだけか?(笑)


でもでも…いい映画でした(ホントかよ!)
原作を読んでいなければ、“まぁこんなもん”ってことで、
10点満点で7点ぐらい?だったでしょう。

原作を読んだ後で観てるため、映画としては5点。
多部未華子にプラス1点で6点といったところでしょうか。

まあまあという感想ですが、でもこういう映画好きです。
でも原作の小説はもっといいよ。
長いけどね…。

2014年2月4日火曜日

小説「夜のピクニック」 登場人物の相関関係図を作ってみた ネタバレ注意!

恩田陸の小説「夜のピクニック」を読みました。

そして、せっかく読んだのにしばらくしたら内容を忘れてしまいそうだったので、
忘備録として、登場人物の相関関係図を作ってみました。
*ネタバレ注意





この小説、発行は2004年だそうです。

前々から読もう読もうと思いながら、
読まないまま何年も経ってた…ということですね。

読むのが面倒なので映画で観ればいいか…と思いつつ、
レンタルショップでは見かけなかったんですよね…。


さて、内容ですが(ネタバレ注意)あっさり言ってしまうと…

物語の中心となっている高校3年生の西脇融と甲田貴子は異母兄妹で、
今まで全く話したこともなく、ぎこちない関係。
80kmを夜通し歩く“歩行祭”で、周りの仲間たちの助けもあって
2人は打ち解けあうことに成功する。

…というのがストーリーの軸で、周囲の高校生達の悩みやそれぞれの事情、
気持ちや考え方の変化、さらには新たな気づきを得たり…と様々展開される。

と、こんな感じです。

少しご都合主義的なところもありますし、
周りの人達が主人公達のことばかり気にし過ぎてたり…
と少女マンガくささを感じるところもあります。
が、きらいじゃないです。

そして、読んでいると自分が高校生だった頃のことを
断片的に思い出したりもします。
ノスタルジー(-_-;)

それにしても、大人になってから、
よくここまで高校生の頃に抱いていただろうと思われる感情を
文章にできるなぁ…と、つくづく作家という職業の方々を尊敬してしまいます。

話が逸れますが、私は
スタンド・バイ・ミー
とか
ストレイト・ストーリー
みたいな映画が好きです。

ちょっとした旅物語?
この「夜のピクニック」もちょっと近いかな?


あぁ~やっぱり映画も観たい!

2014年1月31日金曜日

第8回(最終回) NHK Eテレ 趣味Do楽 めざせカラオケ王(キング)! 広瀬香美のボーカルレッスン PART2

ついに最終回!の発表会です。


本番前に、広瀬先生からアドバイス
格好つけて歌っちゃおう!とかすると失敗しやすいので、
誠実に練習通りに!と。

ホントですね。
でもこれが意外と難しい…?




では発表会。1人目は荻原次晴

荻原次晴の課題だったのは
①高音…VTRでは下側に外れ気味。
②滑舌よく歌う…課題曲の“海雪”は言葉の速いところがありますからねぇ。
③歌い出し…前回は2回も失敗。


さて本番では

①高音…OK!
②滑舌よく歌う…滑舌はOK。速いところでリズムが少しずれた、と広瀬先生から指摘が。
 まあ、許容範囲でしょう。(勝手な判断)
③歌い出し…バッチリ!でした。

全体的にうまくまとまってました。





2人目は熊谷真実。課題は
①歌声に芯がなく、よれている

克服のため、広瀬流発声法を練習してきました。

で、本番は…

まず歌い方に好感がもてます。
笑顔、明るい声、頭上の風船を意識、(特に高音部では)腕を上げて歌う等、
教えられたことを忠実にやろうとしています。
課題の“芯がなく、よれている”も、最初と比べると
だいぶ芯がしっかりしているように聞こえました。

そして、こういうスローな曲はリズムをとるのが難しく、
ボロが出やすくて難しいのですが、
リズムのズレもほとんど感じませんでした。




そして最後の3人目は高橋真麻。課題は
①地声できちんと歌えないこと

これまでは裏声で歌っていましたが、このレッスンで
地声でしっかり歌えるようにと練習してきました。
突然発声法を変えるわけですから、
いかに大変なことかは容易に想像できます。
また、どのくらいの完成度になっているのか、
個人的にも一番興味があります。


では本番!

歌い出しはサビから入りますが…
おっ!想像以上にいいぞ!

でも、広瀬先生から
“練習の時より不安定”“裏声になっていたけど大丈夫?”
とコメントが入ります。…確かに後半は裏声ですが…。

で、頭のサビが終わってAメロへ。
低音はしっかりと地声で歌えています。
これも想像以上!しかも想像をかなり超えてます!

Bメロとサビ。ところどころ裏声が入るものの
全体的にはしっかり歌えています。

しかし、広瀬先生からはところどころで厳しいコメントが出てきます。
“お尻の穴が緩んで不安定になった”とか、“練習の成果が出し切れなかった”とか。

私の個人的な感想は、
“むしろ最初をしっかり歌いすぎて、後半までもたなかった”
です。
最初から最後までを完璧に歌いきるのはかなりキビシイです。

また、声をしっかり出そうと思って息を吸い込みすぎてしまい、
苦しくてスムーズに歌えなくなる、というのもありがちです。

ちょっと気負いすぎというか、最初の低音部は少し手抜きをして(笑)、
最後のサビだけはとにかくしっかり歌う、ぐらいでも良かったのではないでしょうか?

しかし高橋真麻の場合、もともと歌がうまい人なので、
どうしてもレベルの高い歌い方を求めてしまいたくなるのでしょう、きっと。
(たぶん広瀬先生も。もちろん観ている私たちも。)


で、本人も広瀬先生も納得いかない様子。
ここで荻原次晴から、“自分も去年失敗して、3回歌いました”と。


ということで高橋真麻、もう1回チャンレンジです!

2回目の方が緊張が解けたという感じで、滑らかに歌えています。
変な堅苦しさが無いというか…。

後半で、ちょっと外してしまいましたが、まぁ、良かったです。

厳しいことを言うと、最初から最後までを全て地声で歌うことは
できていませんでした。
でもそれは、いくらなんでも難易度高過ぎですしね(笑)



ちなみにカラオケ王(キング)は…熊谷真実でした。
最も成長度が高かったということのようです。
本番の歌を聞くと、確かにそうですね。




最後に広瀬先生から“歌というもの”についてのコメントがあり、
みんなでロマンスの神様を歌って終了となりました。

いやぁ~歌好きにはいい番組でした。
毎回観るのが楽しみでした。

でも観て覚えただけでは、もちろん上達しません。
学んだことを実際に練習してみなければ!

腰を使ったビブラート、興味あるなぁ。
最近まで風邪ひいてて歌どころじゃなかったんですが、
やっと治ったことだし実践してみたいですね。

近いうちにひとりカラオケだぁ!

2014年1月27日月曜日

第7回 NHK Eテレ 趣味Do楽 めざせカラオケ王(キング)! 広瀬香美のボーカルレッスン PART2

早いもので、もう第7回!(全8回)
今回のテーマは高度な表現力を身につけよう
です。


まずはいきなり、広瀬先生から素人にありがちなダメポイントの指摘!

感情表現を過剰にするのはNG
聞いている人がひいてしまう

はい、そうですね。
時々いますね、こういう人。

でもプロでもいませんか?
たとえば河村隆一とか…あ、余計なこと言った(笑)

上手けりゃ個性、下手なら自己満足…。



さて今回のテーマ、高度な表現力を身につけようということで

ロングトーン

ファルセット

の2つについて練習していきます。



まずロングトーンとは
音をまっすぐ長く伸ばすこと

そしてここでポイント
ロングトーンを出すには
広瀬流発声法で息をたくさん流す

さらに、広瀬流発声法
カラダ全体を使って歌う

とのことです。


ただ、息をたくさん流せばそれでいいというわけではありません。
息の漏れについても物凄く重要なのですが、
それについては、この番組ではふれられませんね。


ロングトーンを出すには、
息を吹くと玉が浮かぶおもちゃをイメージして、
息を大量に流して玉を浮かせ続けるイメージ
で歌うとよいそうです。


これですね。


では、生徒3人で練習です。
“ねー”の発音でロングトーンを出します。


そして、またポイント
ロングトーンを練習するとき
腰に手をあててカラダで歌えているか確認
すると良いとのこと。

声をしっかり出すと、脇腹が外に拡がるというニュアンスに
とれましたが…。


さて、広瀬流発声法では、息をたくさん流すということで、
ロングトーンではさらに大量の息を流すことになるわけですが、

ロングトーンをマスターしたいなら
疲れても嫌がらずに練習する
だそうです。

息をたくさん流すから疲れるというよりも、
いろいろなポイント
(お尻の穴、キリンの首、頭上の風船、明るい声、腰を意識など)に
気を付けながら歌うだけで疲れそうだな…。



では、次!
ファルセット(裏声)
です。


ファルセットの練習曲は、
沢田千可子会いたい



今年も海へ行くっ

いっぱい映画も観るっ

約束したじゃない

あなた約束(やくそ)したじゃない


この部分ファルセットだそうです。

うぉー!この人のファルセットわかりにくい!
ほぼ地声と同じ。
2番目のの方が、ファルセットってのがわりとわかりやすいかも?



で、広瀬先生がファルセットを使わずに歌ってみると、どうなるか?

意味が強すぎて、嫌な女の歌になってしまう…と。
ファルセットを使うことで、切ない雰囲気を出せているそうです。

ただし、原曲はキーの高いところを裏声で歌っているため、
それをもし地声で強く歌えば、そりゃぁキツイ感じもなりますよね。

というツッコミを入れたところで、もう1つポイントが!


ファルセットを
地声で出せない高音を
カバーするために歌うのはNG

いいこと言うなぁ。
その通りですね。

でもそんなこと言われたら、
カラオケの選曲が超重要になってしまいますね。

しかも広瀬流は原曲キー推奨なので、
本物の歌手が地声で歌ってたら、
自分が歌う時もやはり地声で!ということになりますね。
異性の歌を歌うことは言語道断!(苦笑)

あ~レベル高いな。
趣味カラオケの域を超えてるなぁ。
あ、あたりまえか、番組のタイトルは
めざせカラオケ王(キング)だもんな…。



で、裏声を出す時のイメージについて

まず地声を出す時は、広瀬流発声法の
お尻、キリンの首、頭上の風船を
お尻=キリンの首=頭上の風船
と、同じくらいに意識して声を出しますが、

裏声を出す時は意識の強さを
お尻<キリンの首<頭上の風船
と、こんなふうにすると良いそうです。


もう1つ、ファルセットの時に声が小さくなってしまうが…
これはOK!
そういうものとのこと。

裏声は地声に比べると、声帯の振動してる体積が減りますので、
当然音は小さくなりますね。



ここで、またポイント

ファルセットがうまく出来ない人は
あくびをイメージするとよい

ほぉ~。




で、それぞれの課題曲について、歌ってるところを録画して
自分の歌う姿、声を客観的に確認しよう

ということなのですが、広瀬先生はこれを毎日やっている!
録画しないで練習することはない!(きっぱり!)

おぉ~!さすがプロ!

録画をすると
歌声だけでなく表情の確認も出来る
から非常によい!そうです。
そりゃ、そうだ。


youtubeに顔出しでカラオケ動画UPしてる人、
尊敬します…。
やっぱ恥ずかしいよなぁ…。



で、生徒3人の歌ってる姿を録画して観てみます。

熊谷真実の場合
鎖骨に力が入っている⇒首にも力が入る⇒のど発声になっている
上半身に力が入り、息が流れていない

荻原次晴の場合
あごで音程をとっている、のど発声になっている
音がふらついて、ビブラートっぽいのものがかかったようになっている

高橋真麻の場合
(曲のテンポが速いので)裏声が出てしまう
鎖骨に力が入ってのど発声になっている

なるほどー!
ボイストレーナーらしい適格なアドバイスです。

自分も一度、広瀬先生にアドバイスしてもらいたい!
あ、ダメ出しされすぎて、立ち直れなくなるかも?


さて、次回はいよいよ最終回です。
絶対に観なければ!

2014年1月18日土曜日

第6回 NHK Eテレ 趣味Do楽 めざせカラオケ王(キング)! 広瀬香美のボーカルレッスン PART2

第6回のテーマは
ビブラートを学ぼう
です。

まず最初にビブラートとは
音を伸ばすときに音の高さを
細かく上下させるテクニック

とのこと。(この番組の場合)




(いきなり余談)
実はビブラートには
音程を変えるものや、強さを変えるものがあります。

強弱のビブラートは浜崎あゆみぽい感じ?
鋼兵のも近いかな?

広瀬流の腰を使ったものは、
音の高さを変えてるというよりは、
どちらかというと圧力の変化、もしくは強弱を使ったタイプに近いと思います。

後ほど、ビブラートはのどでかけるのはよろしくない!
ってのがでてきますが、
実際にはもちろん、のどを使ったビブラートも存在します。

そして、音の高さを変えるビブラートはむしろ、
のどを使う方が主流だと思います。
(余談終了)




広瀬先生いわく
のどでビブラートをかけるとカッコイイかもしれないけど
のどに負担がかかって声がかれちゃう
そうです。ふむふむ。(・o・)



ここで広瀬先生が自身の曲、promiseを歌ってみます。
いろんな箇所でビブラートがかかってるように聞こえますが…


♪~恋の始まりも 夢の続きも きっ あなたと…


ぎゅっと 抱かれ 燃える恋心

激しく 舞い散る 雪に包まれて

永遠に愛してる 今日より愛してる

ずっと Eternal Love~♪


上記歌詞の、この部分がビブラート




この部分は、メロディーの“ラシラシ”で歌ってるだけであり、ビブラートではない、
とのこと。


で、ビブラートを使った場合と使わない場合を聴いてみると…
やはりビブラートを使った方が魅力的に聴こえるので、
練習して使えるようにしていきましょう…ということで次へ。



肝心のビブラートのかける方法について。

ここでポイント
ビブラートはカラダでかける

*ちなみにのどでかけると不安定になる


で、ビブラートの練習に入ります。

まずは、第2回、明るい声を作ろうで出てきた“パン”の発声法を使います。
“パン”を伸ばして“パーーーーン”と発声しながら、
ビブラートを腰でかけます!

こ…腰???予想外の展開です(笑)

腰でビブラートをかけるためのコツ

ハフハフ犬発声をしたまま笑い
そのまま声を出してみる

ほぉ…このハフハフ犬発声

この番組のPart1でやってたっぽいなぁ?
観てないから分からないけど…残念⤵



ということで、生徒3人が練習していきます。

さらにポイント
腰に手をあて 笑い声とともに
腰が動くように意識する

笑いながら、“パーン”と声を出しながら、腰を意識しながら、
声を出すと…

おっ!生徒3人ともなんとなくできてる感じ!
すごい!



なんなんだ!この上達の速さは!

自分もやってみたい…でも今は風邪ひき中…ムリ!(ーー;)

治ったら試してみよう!


そしてさらに、“ゆらぎ”というものを教えていきます。
これは、広瀬先生が自分で作ったオリジナルで、
ビブラートの一種とのこと。

どんなものかというと、
今回練習した、腰を使ったビブラートは、
ロングトーンでかけるタイプのもの

それに対して、、“ゆらぎ”は
ほんの少しだけ、1文字ずつでも
かけることができるビブラート。


ここで広瀬先生が、“ゆらぎ”をつかって
童謡のぞうさんを歌ってみます。

うん、歌に色が付くというか、かなり雰囲気が変わります。
そして、広瀬先生いわく
海外のアーティストには“ゆらぎ”は常識!

おぉ!
なんたる説得力!
そう言われると、確かにそんな気がしてくる!

…ところで日本のアーティストはどうなんだ?
日本人でも実力派はやってるんじゃないか?


ということで、生徒3人が自分の課題曲に
ビブラートをつけて練習。

…みなさん回を追うごとに少しずつ上手くなってるように思います。

この放送って、歌声が良く聴こえるように演奏の音が小さめだし、
エコーもほとんど使ってない感じなので、
実際にカラオケボックスで歌うのを聴いたら
放送で聞くよりももっと上手に聴こえるのだろうと思います。


途中、荻原次晴のビブラートがいまいちかかっていなかったところでは、
息の量が足りなかったと指摘されていました。


で、ここでもポイントを1つ

ビブラートやゆらぎのときは
たっぷり息を吸い、
カラダの中にたくさん息を流す




実は、ただ息の量を増やせばいいのではなくて、
息の漏れにも注意が必要なのですが、まぁ…いいでしょう。



さて、次回は第7回
高度な表現力を身につけよう

最終回(発表会)前の最後のレッスン!

…ゴールが近づいてきましたね。
ちょっとさみしいな…。

2014年1月11日土曜日

第5回 NHK Eテレ 趣味Do楽 めざせカラオケ王(キング)! 広瀬香美のボーカルレッスン PART2

全8回のうち、今回はもう第5回。テーマは
デュエットで歌おう~ハモリ編~です。

ということで、早速ポイント1
ハモリの正解は1つではない

これは、
“気持ちいい”と思える音同士ならOKということで、
上でハモろうが、下でハモろうが
何でもOK!だそうです。

ここで生徒の荻原次晴から、
“先生(広瀬香美)のレベルだからできるけど…”
というツッコミが…。

…私もそう思います。
とても素人には無理…(笑)


ここで、童謡“ふるさと”をハモリながら歌ってみます。

主旋律熊谷真実
広瀬先生上にハモリを入れます。

次に主旋律荻原次晴
広瀬先生が下にハモリを入れます。
*下といっても、そのまま下ではないです。
 
 主旋律ちょい下で、オクターブ上。

おぉ~ハモリになってる!(当たり前か…笑)
さすが広瀬先生!


で、音符で説明。(ハ長調)
の音に高い音()でハーモニーをつける(ミとソ)
さらに
の音に低い音()でハーモニーをつける(ドとミ)
どちらも聞いていて、気持ちが良い(^O^)

さらに全部をまとめて聞いてみると(ドとミとソ)
…これも気持ちいい!

これはハ長調のCという一番基本的な和音になります。
なので当然気持ちよく聴こえます。

番組内ではそんな細かい説明はないですが、
耳で聴いて気持ちの良い音が出せればOK!
譜面が読めなくてもOK!
と、まとめていました。


それではハモリの課題曲
鈴木聖美 WITH RATS & STAR
ロンリー・チャップリン
を練習します。

ちなみに鈴木聖美は、RATS & STARのメインボーカル鈴木雅之の姉です。
兄弟とかだと、声質とかも似てる部分があったりして
ハモるにはいいのかもしれませんね。
…特に根拠無しで、勝手なこと言ってますけど(笑)


さて、ハモリの相手につられないコツ
主メロ(=基本のメロディー)を覚えると相手の歌につられない
…ハモリの人も、主メロをしっかり覚えることが大切!


そりゃ、そうですが…。
うぅ…当たり前すぎる…。

主メロをしっかり覚えただけで、つられなくなるんでしょうかねぇ…?
そんなバカな…。


まずは主メロを生徒3人で歌います。

…ん?
音が下側に外れ気味な人がいるような?

高音部で荻原次晴が辛そうと指摘されてましたが、
高音部じゃないところでも外れてる人がいませんかぁ?
(高橋真麻以外の2人?)
…まぁ、いいか。ここはスルーで(笑)


またここでポイント
ハーモニーを1つの曲として覚える

ハモる時に相手の歌につられてしまうのは
ハモり側のメロディーがしっかり自分の中に入っていないから。
ハーモニーを1つの曲として完璧に憶えておけば
相手に引きずられることもありません。

あぁ…言い切ってしまいましたかぁ。
とにかくしっかり覚えろ!と。
しっかり覚えても引きずられる人はどーしたらいいんだ?
(自分のこと…笑)

…センスが無いからあきらめる?
うぅ…(泣)


では、下側のハモリ部を荻原次晴に練習してもらいます。

途中、練習映像をカットしてるかもしてるかもしれませんが
荻原次晴、上達早い!(と思う)
広瀬先生とだと、すぐにハモリ成功!
すげぇ~!

で、今度は荻原次晴と熊谷真実でハモってみます。
…こちらはイマイチ…(笑)
Take5でやっとハモリ成功!
いやぁ~それでも大したもんだ!


ここでハモリの練習法として、
カラオケのガイドメロディーをオフにして歌う
というのが紹介されます。

そして、ガイドメロディーを無しにして、
荻原次晴と高橋真麻で歌ってみます。

おぉ!一発で成功!
すごい!


ではここで、広瀬流ハモリ上達法!のまとめ
○主メロディーを完璧に
○ハーモニーを1つの曲として覚える
○ガイドメロディーを切る
うんうん、そうですね。



しかしここで、荻原次晴から
“ロンリー・チャップリン”の原曲はキーが高くてつらいと告白が…。

ロンリー・チャップリンの音域は、シ♭~1オクターブ上のシ♭
荻原次晴の音域は、ド~1オクターブ上のソ

う~ん、最高音がソか。
それはツライな。

最高音がソだと、原曲キーで歌えそうなのは
福山雅治、藤井フミヤ、吉川晃司、つんく、玉置浩二など、
ある程度限られてしまいますね。

ロンリー・チャップリンの最高音はシ♭とのことですが、
本人の鈴木雅之も地声でシ♭は出ない(出さない)んじゃないかと思うのですが?
ミックスボイスは使わない人だと思うので、たぶん裏声?
…調べないで、てきとーなこと書いちゃいけませんけど(笑)

シ♭なんて、(ミックスボイスでも使わない限り)
男性で出せる人はほとんどいないので
裏声で歌っちゃえばいいんじゃないでしょうか?
(個人的見解)



次!

実はデュエット曲は、
女性が歌いやすい音域でかかれていることが多い
とのこと。

例として
橋幸夫&吉永小百合 いつでも夢を
 男性パートの最高音:ソ
 女性パートの最高音:レ
(鍵盤の絵が出てますが、そういう意味らしい)

中山美穂&WANDS 世界中の誰よりきっと
 男性パートの最高音:ラ
 女性パートの最高音:シ
(同じく、鍵盤の絵が出てますが、そういう意味らしい)

チャゲ&石川優子 ふたりの愛ランド
 男性パートの最高音:シ
 女性パートの最高音:レ
(同じく、鍵盤の絵が出てますが、そういう意味らしい)

…確かに。
でもAAAは男性にキーを合わせてて、
女性ボーカルが歌いにくそうに思えるのは私だけでしょうか?
(余談でした)


高音を出す方法として、広瀬先生から
“両腕を上げて歌う”というのが紹介されます。

実際はマイクを持ってるので片手しか上げられませんが、
腕を上げると高音が出しやすくなるそうです。

広瀬先生も高音を出す時、実際に腕を上げて歌っています。
ほぉ~。

荻原次晴も腕を上げて歌ってみると…
おっ!さっきより高音が出てる?

ただし腕を上げて歌ったからといって、
(ほとんどの人は)シ♭を地声で出せるようにはなりません。
(断言してしまいましたが)
普通の男性の最高音はソ~ラぐらいなので
練習や歌い方の工夫でラまでだったら出せるようになるかも?
と、思っておいた方がいいでしょう。


さてここで、まとめがあって、
練習シーンがあって今回は終了!


次回は
第6回 ビブラートを学ぼう
だそうです。

ビブラートにも何種類かありますが、
いろんなビブラートを教えるのか、
それともやりやすいのを教えるのか…?

どっちにしても次回も楽しみです♪