先週、小説「夜のピクニック」を読んだところで、
遅ればせながら、映画「夜のピクニック」を観てみました。
そして、今回も同じように相関図を作成しました!
…といっても、前回作ったやつに書き加えて、
ちょっと修正しただけですが…(笑)
配役としては、甲田貴子を演じる多部未華子、素晴らしいです。
原作者の意向で、アイドル映画にしないで欲しい…という思いがあったそうですが、
このキャスティングは申し分なし!
まぁ、多部未華子はどんな役でもこなしてしまいますが。(べた褒め)
後藤梨香という(原作では)チョイ役に貫地谷しほり、
えぇーっ!ちょっともったいない。
映画を観た感想は、やはり原作の小説と比べてしまうとかなりイマイチ。
といっても、映画が原作を超えることはほとんどない!というのが
私の個人的な印象ですが…。
感想①
2時間という枠の中では、甲田貴子や西脇融の心情やその変化、
お互いに抱いていた印象(考え)などが描き切れていない。
感想②
西脇融と戸田忍の親友としての信頼感や仲間意識、
女の子達のある種の派閥や人間関係などが、やはり描き切れていない。
感想③
原作では杏奈の弟は、アメリカ訛りの日本語を話し、
日本人とは違い、アメリカ人のような感覚を持っているのだが、
映画では普通の日本語で話している。
そのため、異母兄弟であることがバレるシーンでは、
ストーリー展開に違和感が出てしまっている。
(小説では違和感無し)
ついでに車が軽自動車というのも違和感…。
感想④
高見光一郎がなじんでいない。
役者の演技力せいなのか、周りの役者の演技力のせいなのか?(笑)
感想⑤
後半高見光一郎が、強引に内堀亮子と一緒に歩こうとするシーンで、
戸田忍も内堀亮子の方へ近づいていってしまう。
内堀亮子は戸田忍の元カノであり(しかも良いイメージは持っていない)、
気まずくてそんなことはできないはずだが…。
(ここはかなり重要)
感想⑥
甲田貴子の母親役の南果歩。
セリフが聞き取りやすい。
いい声だ…褒めるとこってそこだけか?(笑)
でもでも…いい映画でした(ホントかよ!)
原作を読んでいなければ、“まぁこんなもん”ってことで、
10点満点で7点ぐらい?だったでしょう。
原作を読んだ後で観てるため、映画としては5点。
多部未華子にプラス1点で6点といったところでしょうか。
まあまあという感想ですが、でもこういう映画好きです。
でも原作の小説はもっといいよ。
長いけどね…。
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